お盆休みや夏休みが明けて、いつもの日常生活がスタートしましたね。
しかし、カラダとココロが追い付かず、「だる重」な状態に悩んではいませんか?
長い休みは日常の疲れを癒したり、家族団らんの楽しい時間を過ごせるはずなのに、
休み明けはカラダもココロもどんよりしてなかなか抜け出せない!?なんて方いませんか!?
今回は、お盆休みや夏休み明けにだる重になりやすい原因と自律神経との深い関係性をわかりやすく解説していきます!
やる気やモチベーション維持のスイッチを入れるため、日常と食生活で出来るアイディアも合わせて参考にしてくださいね。
【目次】
・休み明けのだる重はなぜ起こる?原因と自律神経との関係性
・お盆休みや夏休み明けのやる気スイッチをON!だる重を解消する生活習慣のポイント
・まとめ
休み明けのだる重はなぜ起こる?原因と自律神経との関係性
休みが明けて忙しい日常生活が始まるのに、だる重な感じ…。
休み中はリラックス・リフレッシュしたつもりだったのに、いざ日常に戻ると一気にだるさを感じるのはどうしてなのでしょうか?
そんなやる気スイッチが入らない原因と、自律神経との関係性を一緒に見ていきましょう。
不規則な生活リズムによる自律神経の乱れ
待ちにまった夏休み、旅行もいいし、気の置けない仲間達とのBBQなんてのもいいなあ~!、見たかった海外ドラマも制覇したい、やはりお墓参りも行かなきゃなあ…。
なんて具合に休み期間中にできることをすべてやってしまおうと色々予定をつい詰め込んでしまう。
また日々の忙しさから解放されて、
・夜更かしして昼過ぎまで寝ている
・お酒や食べ物の暴飲暴食
・長時間動かずにダラダラ過ごしてしまう
という過ごし方をした人も少なくはないでしょう。
このような不規則な生活は、たとえ長い休みでは無くとも自律神経の乱れにつながってしまいます。
これまではそれなりに安定していたリズムで生活を送っていたのに、夏休みやお盆休みに入った途端に不規則な生活リズムに変わってしまうと、自律神経のバランスは乱れがちに!?
せっかくのお休みですから、そんな神経質にならなくてもいいですが、せめて「就寝時間と起床時間」は決めておくと、休み明けのだるさ予防につながりますので、できる範囲で構わないのでやってみてください!
リラックスのし過ぎもだる重の原因に
お盆休みや夏休みなどの長期の休みは、日頃感じているストレスや疲れをリセットするのにいいタイミングです。
しかし、しっかりと休息を取ったはずなのに、休み明けになってもやる気スイッチが入らないのはリラックスのし過ぎ??
もしや「リラックスが”ダラダラ”」とした生活になっている可能性も!?
休み中にいつもよりもストレスが無い生活になり、ダラダラとした生活になると、自律神経の副交感神経が優位になり「無気力気味」になってしまう可能性もあります。
私が常々「自律神経はバランス!何事もバランスが大事!」とお話しておりますが、リラックスモードの副交感神経が優位になりすぎると「無気力やアレルギー反応」が出やすくなったりするのです。ですから、休みだからとあまりにもダラけた生活は禁物なのです!
活動のし過ぎによるもの
お盆休みや夏休み中は、先述にてお伝えしたリラックスのし過ぎばかりではなく、「逆に活動のし過ぎ!」もこの原因になると考えられています。
こちらも少し重複しますが、長い休みを有効に使おうと、いつもよりもアクティブに過ごした人も多いはず。
ですが、カラダを酷使するような休みの過ごし方をすると、休息が足りずに自律神経のバランスが乱れやすくなるため、疲れがいつまでも体内に残ってしまいます。
よくいませんか!?旅行にいくと、せっかくだからあそこもここもそれとあのお店や城跡も見て、そして有名などこそこで食事して、お土産はあそこの名産にしよう!と意気込み、帰宅すると
「ああやっぱり家がいちばん!」と一息つく人(笑)!?
気分転換にはなるものの、疲れに行くような人達…
本来ならば静かな温泉街なに赴き、上げ膳据え膳で、その土地の旬の物を頂き、好きな時に温泉に入り何にもせずにただゆっくりと過ごすのが贅沢なはずなのですが、我々日本人は海外の様に1か月バカンスを取るなんて習慣が無く、また旅行なんて贅沢なものでしたから、こんなせわしない習慣がついたのでしょうか!?
何はともあれ旅行も、「観光と休養」との”バランス”をしっかりと考えて自律神経のバランスも整えつつ楽しむのが”また頑張ろう!!”と思えるよい息抜きになるかも知れませんね!
お盆休みや夏休み明けのやる気スイッチをON!だる重を解消する生活習慣のポイント
休みが明けていつもの日常生活が始まっているのに、その状態に心身が追い付いていないと、焦りやストレスを感じて、自律神経のバランスが乱れる心配が…!?
休み明けのやる気スイッチをONにし、仕事やプライベートの予定をこなしていくために、ここでは生活習慣のポイントをお伝えしてみたいと思います。
朝の日光浴を習慣づけ1時間の早起き
休み明けの心身のだるさは、いつもより”1時間の早起き”で解消しましょう!
たった1時間でもそれを睡眠に使うのか、活動に使うのかでは大きく変わってきます。
1時間余裕あるだけでもゆったりと行動できるようになりますので、慌ただしさやイライラも減りますし、交通機関も少し空いている時間を利用できますので、余分なストレスが無く自律神経的にも乱れにくくなります。
また、時間的にゆっくり行動できるため、しっかりとお日様にあたる時間も出来るので、その隙間時間に”セロトニン”をチャージしておきましょう!
朝の元気チャージは新鮮フルーツがいちばん!
休み明けだけでは無く、朝がつらい方は血糖値がやや低めの場合があるかもしれません。そんな時には、新鮮なフルーツでエネルギーをチャージしてみてください。
今はやりのスムージーとかではなく、新鮮なフルーツをできるだけ皮ごと!
そこで、しっかり行動するための血糖値を維持しましょう!(糖尿病の方は注意が必要です)
また、朝が低血圧気味なんて方は「寝ながらのペダル漕ぎ」がいいですよ!文字通り、仰向けで自転車のペダルを漕ぐような運動を、30秒もやれば十分でしょう!
まとめ
お盆休み夏休みだけでは無く年末年始も含めての長期休みなどで、体調の不具合を起こさないためにも、日ごろからカラダのメンテナンスをしてくれ、なんでも相談できる治療家を見つけておくのはこれからの時代必須になると思います。
当院はそんな20~30代の若い世代の方がとても増えております。もしかしたら今は若い世代の方が、自分のカラダについて意識が高くなっているのかも知れませんね。
参考:安眠道鍼療院 自律神経コラム「やる気が出ない・無気力について」
https://www.anmin-do.jp/column/category/cat40/cat47/