自律神経を整えて強いカラダとココロを取り戻そう!お役立ち情報まとめ|2021年総集編

2021年も残りわずかとなったこの時期。
これまでの1年を振り返るひとときも増えているのではないでしょうか?
年の殆どが”緊急事態宣言”でガマンや制限が多かった2021年ですね。
元の生活を取り戻して2022年も元気にいきいきと過ごすためには、要となる自律神経の基礎知識を押さえておくことが肝心のポイント!
自律神経の働きや整え方をもう一度おさらいして、2022年を豊かに迎えるための準備を始めていきましょう。

2021年自律神経総集編

【目次】
・そもそも自律神経とは?基礎知識を一緒におさらいしよう
・自律神経を整えて免疫力UP!そのためにできること
・まとめ

そもそも自律神経とは?基礎知識を一緒におさらいしよう

ココロとカラダの強さと安定したコンディションを維持するために重要な役割を持つ自律神経。
ここでは自律神経とはどのようなものなのか、気になる仕組みや役割などの基本的な知識を一緒におさらいしてみましょう。

自律神経の働き

自律神経とは、
・体温調整
・血流の調整
・内臓機能の調節
・ホルモンの分泌(メラトニン等数種類)
・免疫バランスのサポート
といった、わたしたちの全身の生命活動を担う神経のことを言います。

自律神経には、
・日中にアクティブに活動する際にやや優位になる「交感神経」
・夜などのリラックスしている際にやや優位になる「副交感神経」
のふたつから成り、このふたつの神経がそれぞれに優位になるべき時に働き、安定したバランスを維持することがカラダとココロの強さ、健康的な生活の維持に欠かせないポイントになるのです。

自律神経と免疫の深い関係性

コロナ禍であった2021年は、いつも以上に免疫力について情報収集をするなど、免疫を高めるための意識も強く感じていたのではないでしょうか?
自律神経は実は免疫力のバランスとも深いかかわりがあり、交感神経と副交感神経が乱れると、
・細菌やウイルスから身を守る、「リンパ球」や「顆粒球」のバランスが崩れる
・良質な睡眠・安眠が阻害され、細菌やウイルスに対抗するカラダとココロが持つチカラが弱まる
と考えられ、体調を崩しやすくなってしまう心配があるのです…。

また自律神経の交感神経と副交感神経それぞれの免疫力との関係性をお伝えすると、
・交感神経は顆粒球の比率を上昇させる(殺菌作用)
・副交感神経はリンパ球の比率を上昇させる(抗ウイルス・がん細胞処理等)
という違った役割があります。

そのためウイルスや細菌から身を守り、免疫力を高めるためには、交感神経の顆粒球・副交感神経のリンパ球の比率の両方のバランスを維持し、上昇させていく必要があるのです。

自律神経とは

自律神経を整えて免疫力UP!そのためにできること

コロナの不安や脅威はまだまだ長引きそうな予感がするので、2022年を健康的に安心に過ごすためにも早めに自律神経を整えるためにすべきことを理解・実践しておきたいものです。
自律神経を整えることは誰にとっても難しく複雑に感じることがあるでしょう。
ですが実は意外にも日常生活の中でルーティンにできる手軽な方法がいくつもあるんです。
自律神経を整えるために今日から始めるべきことを一緒に見ていきましょう。

リラックスが肝心

自律神経を整えるためには、忙しい日々を過ごす中でも、どれだけリラックスできる時間を確保するかが大きなポイントになります。
2021年のコロナ禍によるガマンや制限によって環境や働き方、人間関係もガラリと変わり、ストレスを強く感じている人も多いことでしょう。
そんなココロの乱れをリセットするために、過剰に働いている交感神経の動きをセーブし、副交感神経を”適度”に優位に働かせるため、
・気持ちが癒される音楽を聴く
・動物や安心できる人と過ごす
・39~40℃のお湯にゆっくりと浸かる
・好きなお菓子などを自分へのご褒美に!
などなど、気持ちがほぐれて癒されるようなリラックスタイムを意識的に増やしてみましょう。

因みに、楽しくアクティブに過ごしていた時の音楽を聞いたり、その時の写真を眺めたり、
また、動物などは動画を見るだけでもリフレッシュや癒しの効果があると言われています。
余談ですが私はうちのネザーランドの女の子”すず姫”にいつも癒されております(笑)!

ウサギ癒し

自律神経を整える食生活のポイント

自律神経を整えて健康的で豊かな毎日を送るためには、食事によるインナーケアも重要なポイントになります。
私が常々患者さん達にお伝えしているのは、
「バランスと良く、旬の物をおいしく頂いてくださいね!」と伝えております。とかく私たち日本人は”根が真面目”なので○○がいいと言うと、どうしても偏り傾向になりがちなのです。
ですから適量ならばお酒もいいでしょうし、甘いお菓子もいいと考えております。
何事も”バランス”です!

カラダを冷やさないように気を付ける

本格的な冬の訪れを感じるこの季節、カラダの冷えによって自律神経の乱れが気になる人も増えているのではないでしょうか?
・白湯をこまめに飲む
・血液を運び、全身のめぐりアップや保温につながる運動を
(ラジオ体操や乾布摩擦でOK!)
・全身の保温につながる背中(仙骨に底辺がかかる程度)やお腹(みぞおちとおへその間)にカイロを貼る
・体温上昇、保温作用のある40℃程度のぬるま湯に15分程浸かる
などの温活習慣は体温を程よい高さに維持し、リンパ球を活性化して免疫力のアップや副交感神経の働きを活性化することにアプローチできるでしょう。

また夜は少なくとも0:00前には必ず休み、朝はしっかり陽を浴びる事をルーティンにすることで、乱れた自律神経が整いやすくなると言われていますよ。
まだ私が研修生だった頃、医師の先生のお手伝いで学生約200人程を採血し、生活習慣と照らし合した所、なんと0:00前に就寝している学生達の方が免疫バランスが良いという結果が出ました。
ということは、自律神経バランスにも当然影響している事であり、早めの就寝は健康にも美容にもとても重要と言う事ですね!

【チェック!】
よく、寝るときに足がほてって眠れない!とかムズムズして眠れないというい人がおりますが、もしかしたら…
“鉄不足”かも知れません!そんな時には鉄分を多め目に摂ると改善する可能性もありますので、お試しあれ!
※症状が強い場合は医師の診察を必ず受けてください。

自律神経と冷え

まとめ

2021年を振り返った時、「健康的でとても良い1年だった!」と思えるのが誰にとっても理想的ですよね。
今からでも決して遅くはないので、お伝えした自律神経の仕組みと整え方を積み重ねて、2022年を明るく健康的なスタートにしましょう!
あ!年末年始の飲み過ぎと食べ過ぎにも注意ですからね!私も含めて(笑)。

自律神経まとめ

・参考資料
https://www.anmin-do.jp/column/entry/2020-2020-1/
(安眠道鍼療院 自律神経コラム 自律神経を整えて強い体を作る|お役立ち情報|2020年総集編)

プロフィール

安眠道鍼療院 鍼職人 サトウ コウキ
鍼職人 サトウ コウキ

不眠をはじめ、肩こりや腰痛、背中の痛み、眼精疲労、ダイエット、生理痛・PMS、パニック障害などの自律神経のトラブルは一度お問い合わせください。
当院では施術のみならず、ご自分で出来る簡単なセルフケアや生活習慣の改善などを含め、ご相談にものっております。
皆さまにより良くなって頂けるよう最大限サポートさせて頂きます。

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はり師 第136568号 / きゅう師 第136387号
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安眠道鍼療院

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