本格的な寒さを感じる今日この頃、そんな日には人肌の温もりが恋しい時も…そしてその延長として!?
男性ならば”ここぞ!!”という時、”今日こそは!!”と言った時の経験はどなたにもあるはず!?
しかし!!そんな時に役に「勃たない!!」「できない!!」そして「持続しない!!」なんて事があったら、「まさかこのままもう、このまま役に勃たなくなるのでは!!」と強い不安に襲われるもの!?
これまでと同じように性的な興奮や興味は変わらないのに、”愛の営み”の際にこう云った「ED」症状が出てしまうと、男性としての自信をなくし結果的に性に対して、臆病になってしまう心配も…。
という訳で、突然始まった今回は、男性自身の意思ではコントロールが難しいと言われている『ED』について、意外と知られていなかった自律神経機能とのつながりや原因、対処法を詳しく解説!
男性の自信を取り戻し、充実した”愛の営み”を取り戻すための参考に役立てていただければと思います!
【目次】
- そもそもEDとは?原因や症状、判断ポイントをチェック!
- EDが自律神経と関係している?つながりを詳しく解説!
- 自律神経を整えてEDを克服!安心と自信を取り戻す対処法
- まとめ
そもそもEDとは?原因や症状、判断ポイントをチェック!
頻繁に見聞きするEDですが原因や症状、EDだと判断できる要素においてはまだまだ疑問に感じる点が多いのではないでしょうか?
ここではEDに関する基礎知識、原因や症状と判断できるチェックポイントについて詳しくお話してみたいと思います。
EDは「Erectile Dysfunction」の略
EDは性的な刺激を与え、性への興奮や興味を感じているのに”セルフプレジャー(自慰)”や”愛の営み”の段階になると
- 勃起ができない
- 勃起が持続できない
- 勃起そのものができない
といった症状を指す、”勃起障害”や”勃起不全”のことを言います。
EDというと加齢による影響、病気や疾患、ケガなどが起こりやすい中高年~高齢者に多く生じるイメージがあるかもしれません。
ですが今や、「20~30代」の若い世代にも増えていることが明らかになっています!
ここ数年でよく耳にする、恋愛や性への興味が薄く消極的な”草食系男子”や”絶食系男子”が増えていることも、EDにつながっている可能性があると言えるのかもしれません。
EDの原因
若い年代から高齢の方まで、幅広い年代に起こり得るED。
その原因には、
- ストレス、過去のトラウマなど「メンタル面」が原因となる”心因性ED”
- 動脈硬化、糖尿病、自律神経失調症などが「病気」が原因で生じる”器質性ED”
- 常用している「薬の副作用」によって生じる”薬物性ED”
- メンタル不調、常備薬の副作用、病気やケガなどの「複数」が原因で生じる”混合性ED”
の4つがあります。
このEDは精神的なストレスや過去のトラウマ、愛の営みに対する自身におけるコンプレックスなど、
年齢にかかわらずどんな男性にも起こり得るため、決して他人ごとではない障害と言えるのです!
EDの症状と判断のチェックポイント
EDは単純に愛の営みやセルフプレジャーの際に”元気”にならないというイメージが一般的ですが、実は症状にさまざまなパターンがあります。
自身がEDなのかそうではないのか、またはEDになりやすいタイプなのかを押さえておくため、主な症状と判断のチェックポイントをまとめてみました
☑勃起はできても硬くならない
☑性的な興奮や興味を持っているのに勃起できない
☑営み中に萎えることが多い
☑一度萎えると刺激を与えても再度勃起することができない
など、これらに当てはまる症状がある方は、予防或いはケアが必要な場合がありますので、専門家に相談した方がよいでしょう。
EDが自律神経と関係している?つながりを詳しく解説!
メンタルや体調不良、服用薬の副作用などさまざまな原因で生じるEDですが、勃起がスムーズに安定しないのは自律神経の乱れもこの原因のひとつとなっているのです。
勃起が起こるそもそものメカニズムは、
- 性的な興奮や興味を覚える!
- 「一酸化窒素」が”陰茎”へGO!!
- 血液が集まり「陰茎海綿体」が膨らんで”元気!”へ!!
という、ざっくり云うと3つの流れがあります。
そして更に簡単に説明をすると...
“元気=副交感神経”&”発射=交感神経”の働きと覚えておいてください。
実はこの、一連のメカニズムは意外と複雑だったりするのです。
ですから、「何気ない一言」で”役”に勃たなくなる時があるのです(笑)!!
自律神経を整えてEDを克服!安心と自信を取り戻す対処法
自律神経機能と勃起&射精の関係を先述しましたが、日頃からやはり自律神経機能自体のバランスを整えておく事はとても重要なのは、皆さまもお気づきの事だと思います。
決して難しくとらえる事の無いように、EDを克服するためにできる、自律神経の整え方とプラスアルファの対処法をさっそく見ていきましょう!
自律神経を整えるのは”リラックス”と”規則正しい生活”を心がけて!
日常的なストレスや忙しさで現代人は、自律神経の「交感神経」が”過緊張”になりやすいと考えられています。
その交感神経の過度な働きを調整して、リラクゼーションに働きかける副交感神経を活かしていくために、
- 決まった時間の食事、就寝、起床、運動など規則正しく過ごす
- 自分の好きな事はやる時間を必ずとる!ことを心がけましょう。
そうする事により、メンタルケアにもつながり「交感神経・副交感神経」それぞれのバランスの維持、更にはEDの克服につながっていくはずです。
要は「考えすぎない・神経質にならない」事なのですよ!
栄養と運動でEDを克服
EDの克服にはセックスミネラルとも呼ばれている亜鉛の摂取がおすすめです。
魚介類、ナッツ類など身近な食べ物に含有が多い亜鉛は、
- 性的な感度のもととなる精子を増やす
- 生殖機能の成長を助ける
- 性的な興奮、快感を高める
などの効果が期待できます。
また適度な筋トレで下半身を鍛えておくことも、
性欲向上や性機能促進に働きかけるテストステロンというホルモンの分泌が活性すると言われていますよ。
パートナーとより絆を深める
深い愛情を抱くパートナーだからこそ、EDに悩む際には性行為に工夫を持たせてみましょう。
「よかった」「嬉しかったうれしかった」「心地よかった」などパートナーが喜び、自分も気分良くなれる言葉を繰り返し伝えながらの愛の営みは特に効果的です。
よく「男性は”下半身”で感じ、女性は”脳”で感じる」と云われますが、先述の様に決して神経質にならず、愛するパートナーと”イチャイチャ”すりゃいいのです。そういったスキンシップからまた大切していく事が重要だと思いませんか!?
まとめ
EDの症状に気付いても、悩みがとてもデリケートなため相談できずにひとりで抱え込んでしまうことがあるでしょう。
まずは、専門家に相談してみてはいかがでしょうか!?とう治療室でもよく相談を受けますが、話して共感してくれる相手がいるだけで、回復の第一歩となるはずです!
参考
安眠道鍼療院 自律神経コラム「男性EDについて」 自律神経コラム
男性EDについて | 吉祥寺の自律神経治療専門の安眠道鍼療院|国家資格保有の鍼灸院 (anmin-do.jp)
ED ユナイテッドクリニックの相談所:医師監修 「EDを改善できる亜鉛のパワーとは?効率よく摂取できる食材も紹介します」
EDを改善できる亜鉛のパワーとは?効率よく摂取できる食材も紹介します|ユナイテッドクリニックのED相談所:医師監修 (ed-sodan.com)