新年明けましておめでとうございます!
新しい一年がまた始まりましたが、みなさんは年末年始をどのように過ごしていましたか?
コロナ禍の影響で健康への意識・関心が高まっていますが、
今もっとも気になっているのがコロナ太りならぬ「お正月太り」なのではないでしょうか!?
ついつい気分がゆるみ、解放的に過ごせるお正月は、このわずかな期間でも体重や体型の変化に不安を感じることも多いでしょう。
乱れてしまったカラダとココロのリズムを整えながらお正月太りを解消するために、
今回は自律神経との関係性や手軽で続けやすい解消法についてお話ししてみたいと思います。
【目次】
・自律神経とお正月太りの密接な関係について
・こんな原因も!?お正月太りをしてしまう原因
・お正月太りをリセット!今日から始める解消法とは
・まとめ
自律神経とお正月太りの密接な関係について
交感神経・副交感神経のふたつからなる自律神経は、血管や内臓、腺(涙腺・汗腺等)を支配する、生きて行くのに大切な神経。
これらのバランスが乱れてしまうとお正月太りにつながりやすくなる!?と考えられています。
いつもより長いお休み、コロナ自粛のストレスも相まって夜更かししたり昼夜逆転の生活や、だらだらと動画などを見ながらの”ながら食い・ながら飲み”をついついやっていませんでしたか!?
これでは体内時計も狂い、内臓もお疲れモードになってしまいますよね!?
つまり自律神経のバランスが乱れると”腸内環境も乱れる”ため
・スムーズに栄養を吸収分解、排出できない
・体内に老廃物、毒素が溜まったままになる
・そのもろもろが”内臓脂肪”へと!?
結果、お正月太りにつながってしまうことがあるのです!!
こんな原因も!?お正月太りをしてしまう原因
美味しい食べ物やお酒、飲み物に囲まれて、好きなだけ食べる・飲むのがお正月の醍醐味でも、お正月が過ぎると後悔や反省してしまう人は意外に多いのではないでしょうか!?
お正月太りは、自律神経の乱れの他にも、次のような原因があるためと考えられているんです。
お正月太りを早めにリセットする、アイディアや工夫、きっかけを見つけるため、ここではそもそもの原因について一緒に学んでみましょう。
糖質や塩分の多い食事によるもの
お米やパン、麺類などのメインエネルギーとなる糖質。
重要な三大栄養素のひとつですが、過剰な摂取をしてしまうとエネルギー過多となり、いわゆる”中性脂肪として”脂肪細胞や筋肉に吸収され、太ってしまう原因となるんです。
さらに塩分の過剰な摂取は、体内の”ナトリウム濃度”の調節をしようと余分な水分が溜まりがちになり、むくみやだるさ、ひいては「高血圧」の原因に繋がりますので要注意です!
お正月の定番グルメであるお雑煮やおせち料理は意外に知られていないのですが、日持ちをするように塩分や糖分を大量に使って作られており、食べすぎるとカロリーオーバーからお正月太りにつながってしまうのです。
さらにお雑煮に入れる定番の食材であるお餅は、2個当たりご飯1杯分ものカロリーがあるため、食べ過ぎには要注意です!
そもそもおせち料理は、お正月三が日は何もしない様に、刃物も火も休めるために日持ちするように作られたものですから、少しづつゆっくり味わうのが本来の姿ですから、一度に食べ過ぎはいけませんよね(笑)
お正月太りをリセット!今日から始める解消法とは
やっかいなお正月太りは、自分の見た目がガラリと変わり、それがコンプレックスやストレスにつながって自律神経が乱れる…。
そんな事にならい為にも、お正月太りを早めにリセットするべく、ここでは今日からさっそく実践したい解消法を伝授してみたいと思います。
お正月太りのはもちろん、自律神経と年末からの生活リズムの乱れもリセットできる解消法を、ぜひ参考にしてください!
自律神経を整えてお正月太りをリセット
お正月太りを解消するために、たくさんの人がまずは食事制限をしようと考えるのではないでしょうか?
ですが食事制限は意外に難しく、栄養バランスの乱れのリスクなど、余計な心配が増えてしまうことも。
自律神経は食欲をコントロールするため、このリズムを整えることがお正月太りの解消する大きなポイントになります。
そのためにまずは、
・規則正しい生活リズムを早めに取り戻す
・起床後は日光を浴び、夜は早めに就寝する(少なくとも0:00前)
・ストレスを溜めない、一日30分位歩く!(速めで)などを
ことを心がけてみましょう。
この3つのサイクルが整うと自律神経バランスの安定によって、きっと過剰な食欲を抑える手助けになる事でしょう。
ドローイングでお正月太りをリセット
お正月太りを早めにリセットしたい人にもおすすめのドローイング。
このトレーニングは、
・胸と腰回りの筋肉を鍛える
・体幹を鍛える
ための呼吸法のことを言い、新鮮な酸素を体内に取り込むことで、細胞の活性化やアンチエイジングにも働きかけてくれます。
ドローイングは腹筋では実現できない奥深くの部分の筋肉にまで作用するため、脂肪燃焼に一役買ってくれます。
ハードなトレーニングを行うよりも続けやすく手軽な、ドローイングの方法をチェックしてみましょう。
◇ドローイングのやり方
①仰向けで膝を立てる
②鼻から息を吸い、お腹を膨らませて口から吐く腹式呼吸を行う
③腹筋を意識し、お腹をへこませたまま腹式呼吸を繰り返す
※妊娠中や出産直後、腰痛がひどい人、満腹時は禁止です
ドローイングを行いながら、普段からお腹まわりに意識を向けて
・姿勢を正す
・こまめにお腹をへこませる
という習慣を持っておくと、お正月太りで特に気になるお腹まわりのシェイプアップにつながりますよ。
まとめ
これから新しい春へ向けて、一年健康でしなやかなスタイルを維持するべく、出来ることから無理せず行っていきましょう!
あ!そして、カラダのメンテナンスも欠かさずに!!
【参考文献】
『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』
(小林弘幸/日本文芸社)
安眠道鍼灸院 自律神経コラム
「正月太りと自律神経の関係|食事制限だけじゃない解消方法とは」
https://www.anmin-do.jp/column/entry/post-69/