お陰様で安眠道鍼療院4周年!!

皆さんこんにちは。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言もやっと解除されました。
が、まだ油断せずに手洗い等は必ず続けて行きましょう!
当院も引き続き、衛生管理を徹底して皆様をお迎え致します!

実は先日の5月3日に、当安眠道鍼療院はお陰様で吉祥寺に移転し丸4年を迎える事が出来ました!
本来は毎年、周年記念キャンペーンを行うのですが今年はこのご時世ですので、来年5周年記念をご期待ください!

そんな訳で今回は特別編と致しまして、今までの感謝の意も含め、
当院の生い立ちと今後の展開などをご紹介させて頂きます。


実は先日の5月3日に、当安眠道鍼療院はお陰様で吉祥寺に移転し、丸4年を迎える事が出来ました!
本来は毎年、周年記念キャンペーンを行うのですが今年はこのご時世ですので、来年5周年記念をご期待ください!
そんな訳で今回は特別編と致しまして、今までの感謝の意も含め、当院の生い立ちと今後の展開などをご紹介させて頂きます。

2012年8月 安眠堂鍼療所としてスタート

当院は最初「安眠堂鍼療所」として、杉並区の実家の和室を間借りしてスタート致しました。
当時私は六本木、赤坂などのいわゆる雇われ院長として治療にあたっておりましたが、そこの閉店と共に少し充電期間に当てようと思い、治療家としての生活に一旦区切りをつけるつもりでした。
前の仕事が激務で、疲弊しきっていたのです。

ちょうど今年の開催が中止となってしまった、夏の甲子園大会の時期で、毎日涼しい部屋で野球観戦をし「こんなにのんびりするなんて何年ぶりだろ~」なんて夏を満喫しておりました笑。

そんなおり、六本木時代の女性のクライアントさんから連絡が…
「今、どこで仕事しているの? どこに行けば診てくれるの??」
と…。
いやあ、正直迷いました。しばらく休むと決めておりましたのでどうするかと。
まあ当時から身内のケア用として実家の一室に治療ベッドと治療ワゴン、治療針はありましたので、ダメ元で実家に来てくれたら可能である旨をお伝えしましたところ、すぐに行くのでよろしくとの事。

正直驚きました。その方は東京タワーの近くにお住まい、一方こちらは杉並区で駅からも徒歩20分以上の住宅地。いやいやまさかいらっしゃるとは思いませんでした。

簡易的に作った治療室。エアコンも無く扇風機のみ!そんな場所にも関わらず、不満ひとつ言わず治療も無事終了。
そして最後にその方が…

「やっぱり来てよかった。全然身体が違う。ありがとうございました、“また来ます!”」
と満面の笑みで帰って行かれました。

その時…私の中で何かが弾けたのでした。
ここで、自分のやりたいように、そして自分のペースでやってみよう。

そうして、2012年8月に完全紹介制治療室「安眠堂鍼療所」がひっそりとスタートしたのです。
実家の一室ですので看板も出せず、もちろんホームページなども一切なく、「完全紹介制」「隠れ家」的、治療室として少々苦し紛れ感がありつつも口火をきりました笑。

あと実はもう一つ心残りだったありました。それは以前の店舗の回数券を買われていたクライアントさんが多数いらした事。
店舗の閉店はその方々にとっては勿論関係はなく、数万円もの回数券を買ってくださっていた事がとても気がかりでした。

私が経営者では無かったので、責任がないと言えばそれまでですが、私との関係性で購入されていたので、どうしてもほっておく事が出来ずにおりました。
と言う訳で、開業と言っても約3か月程は約7割のクライアントさんからは治療費を頂かずのカツカツ治療院でした。実家だったのが幸いでした笑。

ここで今でも忘れず、今後も決して忘れないクライアントさんとのエピソードをもうひとつご紹介させてください。
その方は当時10万円分の回数券を購入して頂きました。しかし一回分しか使用せずご実家の都合で一旦広島へ戻られ、ほどなく旧店舗は閉店してしまいました。
額ががくなので、気がかりで仕方なく過ごしていたある日、連絡を頂きました。
まだ暫く東京に戻れそうにないとの事…。

身体の事、そして当然ながら回数券の話題になりました。
私は正直に今までのいきさつと、今の状況をありのままにお話致しました。
当時は10万もの大金なんて工面出来る訳もなく、時間がかかっても少しずつお返しするしか方法は無いと腹を括っておりました。すると電話口で大きくため息一つ。

「そうでしたか…実は今回は返金をお願いしようと思いご連絡しました。
でも、正直にすべて話して頂き、とても大変な状況である事がよくわかりました。正直にお話してくれた対応に免じて返金は結構です」

とのお言葉が。私は耳を疑いました。私よりも若い女性で、ご自分も一生懸命働いたお金。ただただ感謝しかありませんでした。

そこで私に出来る事は、やはり身体のケア。
「いつでも良い!何年たってでも良い。ずっとカルテと回数券をお預かりしているので、必ず来てください!」
とお約束をしました。
その方とは今でもSNSで繋がり、そしてカルテは回数券と共に、8年経った今でも新しい店舗に厳重に保管してあります。
いつの日か、六本木時代よりも格段にグレードアップしたテクニックを体感して頂くのを楽しみにして…。

と、ここまでのお話でも、私がクライアント皆さんのお力で支えられている事が凄くよく分かるかと思います。

2016年5月 安眠道鍼療院としてOPEN

肩こりから始まり、腰痛や眼精疲労、そして屋号でもある、睡眠に対してのお悩み、美容鍼灸までと幅広く診させて頂き、見切り発車の「完全紹介制治療室」が奇しくも本当に“完全紹介のみ”として3年程が瞬く間に経過し、お陰様で手狭になり2016年5月に、中学生時代を過ごした大好きな街、武蔵野市吉祥寺にて自律神経専門治療院として「安眠道鍼療院」と改名しオープン致しました。
今後も、皆様に寄り添い、その都度に合った最大限のお身体のケアと改善のご提案をさせて頂きます!

私たち治療家は「クライアントさんが先生である」と常々思って日々過ごしております。
近頃の当院の状況をご紹介すると、テレワークによる慣れない机やイスによる、肩こりや眼精疲労、そして何より腰痛が激増しております。ただでさえ私たち日本人は「世界一座っている時間が長い民族」とも言われておりますし、通勤が無くなった為に歩く時間が減った事による運動不足!(4月だけで5名のギックリ腰)

また、他ではテレワークによりお一人暮らしの方などは極端に人との会話が減る為に、気分が沈みがちになるので、身体のケアは「気分転換」にもなり会話出来るのが良いと云う方も増えております。

とは言え、私はこのテレワークは良いのではないかと思います。
緊急事態宣言が明け、少しずつ前の状況に戻っていくとは思いますが、皆さん「徐々に」慣らしていってくださいね。
今の皆さんは「休養明けのスポーツ選手」みたいなものですので!

最後に、先ほどお話致しました、独立の背中を押してくださった女性からのメッセージで締めたいと思います。その方は現在ではご夫婦でケアにいらして頂いております!

プロフィール

安眠道鍼療院 鍼職人 サトウ コウキ
鍼職人 サトウ コウキ

不眠をはじめ、肩こりや腰痛、背中の痛み、眼精疲労、ダイエット、生理痛・PMS、パニック障害などの自律神経のトラブルは一度お問い合わせください。
当院では施術のみならず、ご自分で出来る簡単なセルフケアや生活習慣の改善などを含め、ご相談にものっております。
皆さまにより良くなって頂けるよう最大限サポートさせて頂きます。

資格・所属団体

厚生労働省認可 国家資格
はり師 第136568号 / きゅう師 第136387号
多摩府中保健所届出済治療院
公益社団法人 全日本鍼灸学会 所属

安眠道鍼療院

住所 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-25-12ピネスプラザ 301号室
最寄り駅 JR中央線総武線、京王井の頭線吉祥寺駅から徒歩約5分