
厳しい寒さがようやく和らぎ、春の足音が聞こえてくる季節になりました。
しかし、心躍る春の訪れとともにやってくるのが…そう、「花粉症」です。
「今年はまだ冬なのに、もう鼻がムズムズする…」
「薬を飲んでいるのに、なかなか良くならない…」
と感じている方も多いのではないでしょうか?
実は2026年の花粉シーズンは、例年以上に“早めの対策”と“自律神経ケア”が鍵を握っています。
今回のコラムでは、
花粉症と自律神経の関係性を分かりやすく解説しながら、
自律神経を整えて花粉症を予防・緩和するための食事や生活習慣のポイントを詳しくお伝えします。
【2026年予測】今年の花粉飛散量と自律神経への影響

2026年の花粉飛散傾向について、最新の予測をまとめました。
● 飛散開始がさらに早まる傾向
昨年末からの気温変化の影響で、九州や関東の一部では2月上旬から本格的な飛散が始まると予測されています。
● 飛散量は「例年並み〜多い」
前年夏に日照時間が長かった地域(西日本〜東日本)では、スギ花粉の飛散量が多くなる見込みです。
● 寒暖差による自律神経の乱れ
2026年は冬から春への気温変化が激しくなると予想されています。
この“寒暖差ストレス”により自律神経が乱れ、花粉症の症状が強く出やすくなる可能性があります。
「春になってから対策すればいいや」では、もう遅いかもしれません。
花粉症は“飛散前から自律神経を整える”ことが重要です。
なぜ?花粉症と自律神経の深い関係

花粉症は、鼻や喉の粘膜に付着した花粉(アレルゲン)に対して免疫が過剰反応するアレルギー症状です。
しかし、その症状の強さを左右しているのが自律神経バランスなのです。
① 自律神経の乱れが花粉症を悪化させる
自律神経には、
- 交感神経(活動モード)
- 副交感神経(リラックスモード)
の2種類があります。
● 交感神経:血管を収縮させ、鼻水や腫れを抑える働き
● 副交感神経:優位になりすぎると血管を拡張させ、鼻づまりや涙などの症状を強める側面があります
春は、
- 新生活のストレス
- 気温の急激な変化
- 環境の変化
などにより、自律神経が乱れやすい季節です。
自律神経が乱れると免疫のブレーキが効かなくなり、
花粉に対して過剰反応しやすくなってしまいます。
② 花粉症と腸内環境(自律神経×免疫)の関係
免疫細胞の約7割は「腸」に集中しています。
自律神経が整う
→ 腸の働きが安定
→ 免疫バランスが正常化
逆に、
自律神経が乱れる
→ 腸内環境が悪化
→ 花粉に過敏に反応しやすい体質へ
という悪循環が起こります。
つまり、花粉症対策=自律神経と腸を整えることでもあるのです。
食事で改善!自律神経を整える花粉症対策食材

体の中からベースを整えましょう。
特におすすめの栄養素はこちらです。
【食物繊維】
腸内環境を整え、免疫バランスを安定させます。
(キノコ類、根野菜、海藻など)
【ビタミンC】
ヒスタミンの働きを抑え、炎症やかゆみを緩和。
(キウイ、緑茶、大根、焼き海苔など)
【ビタミンA】
粘膜を強化し、花粉の侵入をガード。
(人参、カボチャ、ほうれん草など)
【乳酸菌・発酵食品】
腸内の善玉菌を増やし、アレルギー反応を緩和。
(味噌、納豆、キムチ、ぬか漬けなど)
花粉症は“免疫の暴走”とも言われます。
毎日少しずつ継続することが大切です。
日常生活でできる!自律神経を整えるポイント
① 「動」と「静」のメリハリをつける
自律神経を整える秘訣は、オンとオフの切り替えです。
日中は軽い運動や散歩で交感神経を適度に刺激し、
夜はゆったり過ごして副交感神経を安定させる。
このリズムが整うことで、花粉症の症状が出にくい体へ導かれます。
② 質の高い睡眠で自律神経を回復
睡眠不足は自律神経の大敵です。
・寝る1時間前のスマホ断ち
・就寝90分前の入浴(39〜40℃)
・寝室の加湿
深い眠りは腸の修復にもつながります。
③ 物理的に花粉を減らす工夫
自律神経を整えることと同時に、
体内に入る花粉の量を減らすことも重要です。
・ツルツル素材の服を選ぶ
・帰宅後すぐに洗顔・うがい
・室内の湿度管理
内側と外側、両方からの対策が理想的です。
おわりに|花粉症は「自律神経ケア」がカギ

2026年の花粉シーズンのキーワードは、
「自律神経バランス」と「早期対策」です。
花粉を“取り込まない”
アレルギー反応を“暴走させない”
そのためには、
食事・睡眠・生活リズムを整えることが何よりの近道です。
自律神経が整えば、
花粉症だけでなく、疲労感・不眠・イライラの改善にもつながります。
できることから少しずつ始めて、
清々しい春を迎えましょう。
