自律神経の乱れに整体と鍼灸どっちが効果的?国家資格の安心感で選ぶなら鍼灸

自律神経を整えるには整体?それとも鍼灸?

時膣神経には整体か鍼灸どちらがいいの

「整体と鍼灸、どちらを選べばいいの?」

肩こりや腰痛、慢性的な疲労感、不眠や胃腸の不調。
こうした不調の多くには、自律神経の乱れが深く関わっていることが知られています。

最近は街中でも整体やリラクゼーションをよく見かけますが、果たして自律神経を整えるには整体と鍼灸、どちらが良いのでしょうか?

本記事では、整体と鍼灸の違いを整理しながら、自律神経の不調改善にはなぜ鍼灸が適しているのかを分かりやすく解説します。

整体の特徴と歴史

鍼灸の歴史

整体は日本で大正〜昭和にかけて広まった民間療法です。
特に「野口整体」が有名で、骨格や筋肉を調整することで体を整えるという考え方がベースになっています。

整体はリラクゼーション的な要素が強く、「マッサージのようなもの」とイメージされがちですが、実際には国家資格を必要としません。

つまり、誰でも「整体師」と名乗って開業できるのが現状です。

そのため施術の質には差があり、受けた人からは

  • 「その時は気持ちよいけれどすぐ戻る」
  • 「揉み返しがつらい」
    といった声も多く聞かれます。

整体は気分転換や一時的なリラックスには向いていますが、医学的根拠に基づいた施術という点では限界があります。

鍼灸の歴史と安全性

鍼灸の安心

一方の鍼灸は、2000年以上の歴史を持つ東洋医学に基づいた伝統医療です。
日本には飛鳥時代に仏教と共に伝来し、長きにわたり人々の健康を支えてきました。

鍼灸を行うには国家資格「はり師」「きゅう師」を必ず取得する必要があります。
大学や専門学校で3年以上、解剖学・生理学・病理学といった医学的知識を学び、国家試験に合格した人だけが鍼灸施術を行えるのです。

さらに近年では、超音波エコーを使って安全性を高める施術者や、医師と連携して研究を行う専門家も増えており、鍼灸は伝統だけでなく現代医学にも裏付けられた安心できる医療類似行為だといえます。

鍼灸が自律神経に効く理由

鍼灸が良い理由

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」から成り、活動と休息のバランスを司っています。
このバランスが乱れると、慢性的な疲労や睡眠障害、頭痛、消化不良などの不調が現れます。

鍼灸はツボ(経穴)を刺激することで血流を改善し、自律神経の働きを整える作用があります。
特に「鍼+低周波通電療法」は、以下のような症状に効果が期待できます。

  • 慢性的な肩こり・腰痛
  • 睡眠の質の低下、不眠
  • 倦怠感や集中力低下
  • 胃腸の不調(便秘・下痢・食欲不振)
  • 頭痛やめまい、耳鳴り
  • イライラや気分の落ち込み

「病院で検査をしても異常なし」と言われた不調が、鍼灸で改善するケースも少なくありません。

整体と鍼灸の違いを整理

整体と鍼灸の違い

ここで、整体と鍼灸の違いを整理してみましょう。

項目整体鍼灸
資格不要(誰でも開業可)国家資格必須(はり師・きゅう師)
目的骨格・筋肉の調整、リラクゼーション血流改善・自律神経調整・不調改善
効果の持続一時的な軽減が多い根本的な改善が期待できる
安全性施術者による差が大きい解剖学・医学知識に基づいた安全性
自律神経への作用間接的科学的研究に基づき直接アプローチ可能

このように、整体はリラクゼーション、鍼灸は医療的効果を伴う施術と考えると分かりやすいでしょう。

国家資格がある安心感

鍼灸師は「はり師」「きゅう師」の国家資格を持ち、人体の構造や疾患について学んでいます。
そのため施術だけでなく、必要に応じて「専門医療機関を受診すべきかどうか」の判断も可能です。

例えば、ただの腰痛に見えても腎臓疾患や悪性腫瘍が隠れているケースもあります。整体では見逃されてしまうこうしたリスクを、鍼灸師であれば早期に発見できる可能性があるのです。

体験者の声

実際に当院でも、20〜40代の働き盛りの方が「整体に行っても変わらなかった不調が鍼灸で改善した」と喜ばれています。

  • 「もっと早く来ればよかった」
  • 「病院でも治らなかった症状が楽になった」

といった声は少なくありません。

鍼灸は「痛い・熱い」というイメージを持つ方もいますが、実際は細い鍼を使用し、ほとんど痛みを感じない方法も多く取り入れられています。

よくある質問(Q&A)

こちらでは、皆さまからよく聞かれる質問をお答えして行こうと思います。
あくまでも、私の目線からと当院に来て頂いてる方々を例にとったお答えとなります事をご了承ください!

Q1. 鍼灸は本当に自律神経に効果がありますか?

A.当院の施術法は、恩師である西條一止が全て国立の研究機関にて全てデータを取り、臨床に活かしたものを、私が更に現代版にアレンジし、今も進化を続けているものになりますので、効果はかなり期待出来ると自負をしております。

交感神経機能の解けない“過緊張”状態を解放し、副交感神経機能をやや優位にさせる事により、施術中は皆さま眠りに落ちる方が殆どです。

Q2. 鍼は痛くないですか?

A.鍼施術には特有の“響き(得気)”というものがあり、痛みとは違う、以下のような感覚で表現されることが多いです。

• ズーンと重い、または少しだるい様な感じ
• グーッズシッというような感覚
• ジンワリと奥に広がるような感覚

これらの感覚は、鍼が正しい位置(ツボや凝っている筋肉など)に刺入され、施術効果が発揮され始めているサインだと、東洋医学では考えられています。

そのため、この得気の感覚を好む患者さんもいますが、刺激に敏感な方や苦手な方もいるため、施術者は患者さんの状態に合わせて刺激量を調整します。

これは鍼施術でしか感じられない独特の感覚なので、初回はこれを痛みと感じられる方もおりますが、2回目以降からは大抵の方は慣れてしまいます。

Q3. どのくらい通えば効果が出ますか?

A.当院にいらっしゃる方は、結構症状の強い方が多い為、一度で変化を感じて頂ける方が殆どですが、症状が軽い方は変化をあまり感じ無い方も稀に過去おりました。

Q4. 鍼灸はどんな人におすすめですか?

A.疲れやすい方や疲れが抜けにくい方、メンタルヘルス、身体の奥の方に凝り感や痛み所謂“手の届かない”箇所の不快な感じを取りたい方などは即効性があるかと思います。あと当院の名でもある、睡眠に対しては良い結果が出ております。

また、お子さんが中々出来ないご夫婦も是非受けて頂きたい施術法です!

Q5. お灸は熱くてやけどしませんか?

A.お灸の種類によっては、“わざと”火傷させる方法もあるのですが、今では化膿などすると大変なので、当院ではやっておりません。

当院のお灸は“台座灸”と言って、小さな筒の上に艾を乗せて、間接的な熱刺激を使用するもので、心地よいと皆さんに評判です。 せんねん灸をイメージして頂けるとわかりやすいかも知れません。

Q6. 鍼灸に副作用はありますか?

  1. はい。あります。逆に言えば「副作用があるから作用がある」のです。
    文中にも説明しましたが、刺激が過剰に入ってしまった場合、ふらつきや眩暈、酷い怠さ、お灸に至っては“灸あたり”と云うのぼせた感じになったりします。

また、お灸を自己流で行い月激が止まってしまい体調を酷く崩してしまった例も報告されております。

ですからお灸も“きゅう師”と云う国家資格なのです。また、よくこのような状況を“好転反応”と言われる事がありますが、私はそのようには考えておりません。 何度も申しますが、何事も「塩梅」が重要なのです。

Q7. 鍼灸院を選ぶポイントは?

A.こればっかりは、一度受診される事をお勧めします。当院を例に取ると、当院では代表の私が最初から最後まで一対一にて、対応させて頂くので、しっかりと事前にお話を聞き、今の状況を説明し、今後はこうなって行くであろう道筋、そして今回の施術内容等かなり初回に時間をかけるので、兎に角早く施術して早く済ませたい!と云う方には合いませんし、逆にしっかりと今の自分の状況を理解してわかってくれた上で、施術して欲しい!と云う方には、ベッドがたくさん置いてあってカーテンだけで仕切られ、「流れ作業」的に施術を行う院では、きっと満たされない事でしょう。

ですから、しっかりとお話しを聞いて欲しいと云う方は、当院の様に他にスタッフが居ない鍼灸院。

早くチャッチャと済ませたい!と云う方には複数スタッフが在籍している院を選ぶと良いかも知れません。

あとはやはり口コミを見る事です。

最近では正直“さくら”が書くような院も多々あると聞いておりますが、本物の見極め方は、本当にその悩みから改善された人は同じ思いをしている方のお役に立ちたいと思う方が多いので、

・来院のきっかけ
・どんな症状で辛かったか
・鍼や術者の感想
・今はどんな感じに生活しているのか等々

事細かく書いてくださいます。ですから、同じく悩んでおられる方々は口コミにいつしか引き込まれる様に全てを読んでしまうみたいです。

そう、本物の口コミは読んでいて“共感”する部分が多々あるので、自ずとわかると皆さんお話されます。 星だけしかつけて居ないなどは、良くも悪くも参考にならないかも知れませんね。

以上、あくまでも勿論個人差があり、私の主観と当院を例に取りご質問をお答えいたしました。
皆さんが良い施術家に出会えますように!

まとめ|自律神経を整えるなら鍼灸がおすすめ

整体と鍼灸は一見似ているようで、効果や安全性には大きな違いがあります。

  • 整体 → 気分転換やリラクゼーション向け
  • 鍼灸 → 自律神経の乱れを改善し、根本的に体調を整えたい方向け

国家資格を持つ鍼灸師による施術は、安心・安全で、医学的にも効果が期待できます。

「不調が続くけれど病院では異常なし」と言われた方、日常生活に支障が出るほどの自律神経の乱れで悩んでいる方は、ぜひ一度鍼灸を体験してみてください。

身体は一生もの。
プロの施術で、自律神経を整え、健やかな毎日を取り戻しましょう。

プロフィール

安眠道鍼療院 鍼職人 サトウ コウキ
鍼職人 サトウ コウキ

不眠をはじめ、肩こりや腰痛、背中の痛み、眼精疲労、ダイエット、生理痛・PMS、パニック障害などの自律神経のトラブルは一度お問い合わせください。
当院では施術のみならず、ご自分で出来る簡単なセルフケアや生活習慣の改善などを含め、ご相談にものっております。
皆さまにより良くなって頂けるよう最大限サポートさせて頂きます。

資格・所属団体

厚生労働省認可 国家資格
はり師 第136568号 / きゅう師 第136387号
多摩府中保健所届出済治療院
公益社団法人 全日本鍼灸学会 所属

安眠道鍼療院

住所 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-25-12ピネスプラザ 301号室
最寄り駅 JR中央線総武線、京王井の頭線吉祥寺駅から徒歩約5分